ユナ旅モノガタリ 8カ国目(3)🇲🇾
みなさんこんにちは〜〜最近ゴールデンシロップという名のはちみつチックなものにはまっておりますユナです〜
なんかね、ゴールデンシロップって19世紀くらいに作られてからずっと売られてるやつで砂糖を作る過程でできるらしいんだけど、甘さがちょうどよくて気にいってる。
まあそれは置いといて、サラワク州クチン編おわりの一幕。
2泊くらいお世話になったゲストハウスがあって、そこでのひょこっとストーリー。
そのゲストハウスはすごいこじんまりしたところで、外に机といすがあったからそこでふらっと偶然会った人たちとご飯したりできる感じだったの。
ある日、Anna Rais村(村についてはユナ旅モノガタリ 8カ国目(2) - ユナモノガタリ見てみてね)で買ってきた地酒みんなとシェアしながら話しててさ、そこで働いてる人が「ボルネオは半島とはちがうよね、見た目でジャッジされないから〜」って笑いながら言っててそうなんだって思った。
その人が話してくれたのは、ボルネオの溢れだす民族の多様性だったり、それに対する寛容さ。前の旅モノガタリでもふれたけど、街にいるとマレー系、中華系、イバン族とか色んなミックスの人がいてもうごっちゃごちゃなの(笑)
たしかに、その女の人はぱっと見ちょっとマレー系な感じがして、もし半島の方であんな風にお酒をパブリックな場所で飲んでたら宗教警察につかまってしまう可能性が高すぎるからそんなことはできない。でも、ボルネオ島には色んなバックグラウンドを持つ人がいるからみんなそれぞれリスペクトしてるみたいで、いい意味で放任な感じ。
ちょい話はずれるけど、友達とナイトアウトしてマレー系の人をパブエリアとかで見かけるとみんな「え、今の人大丈夫かな?」「ぽい感じしたけど、、」みたいに実際話したりするの。
クアラルンプールエリアでもこんな感じだから、イスラム色の強い北部の東海岸側の州なんてもっときびしい。観光客でも女性は肌をみせない服を着た方がいいなんていわれるくらい。
別に人がつめたいとかそういうんじゃないよ、だってムスリムの人からしたらそれはフォローするルールだし。ただ人種=宗教になってる感じと周りがそれをジャッジしてる空気感がなんとなくあるっていえば伝わる?
Anyway! ボルネオ滞在中ではそれを感じることがほんとに少なくて、それぞれが自分がこうしたいからしてるのっていう意思?あとは周りがそれを決めつけないで尊重してるのがわかった、なんとなく。街の中あるいてても、中華系のチキンライスショップでヒジャブをしてる人が働いてたり(人によっては豚を触ってしまう可能性もあるのにありえない!って考えたりするみたい)すごいフリーだって思ったの。
これがきっとボルネオがOne raceって言われるわけなんだろうなあ。前に書いたかもだけど、覚えてないからとりあえず。One raceはHuman raceのことを指してて、それくらい広い視点で相手をとらえてるみたい。これはずっと前、ゲストハウスで会った半島の人とボルネオの話をしてた時に教えてくれたんだ。へえ〜くらいにしか思ってなかったけど伏線回収した、そんな気分。
実はね、そんな先住民族の人たちをざっくりまとめてダヤク族(Dayak)って呼んだりもして、それが5か6くらいのブランチに分けられるって教えてもらったんだけど、私は正直そのへんまだよくわかってないの。
メジャーなやつとかは Sea dayak/ Land dayakってダヤク族の中でも森を選んだ人と海を選んだ人たち。でも、ブランチにわかれてるからってそのグループの人たちは同じことばで理解しあえるかっていうとそうじゃなくて、それぞれがすこーしずつ違う。それぞれ言語も宗教観も、伝統衣装も食べ物も、家の作りまでもちがくってほんとに面白い...!
んで、その中にはここに属してないコミュニティの人たちもいるらしくて(?)Penanの人たちは他と混ざらずに今でも森の中で移動したりしながら生活してるグループもいるって言ってた。だから会うことは難しいんだけど、その一部の人たちは一年に一回の収穫祭には来て一っしょにお祝いするらしい。あーーーーーーいつか合わせて行きたいなあ。ちなみに、ボルネオ島でも州ごとに収穫祭の名前と時期がずれてて、サラワク州ではGawai dayak、サバ州ではPesta kaamatanっていうみたいです。
きっと読んでくれた人にとってはなんのこっちゃかもしれないけど、私にとっての覚書。旅した時のなぐり書きメモを見返しながら、聞いた民族の話をちょっとまとめてみた。たくさん抜けてると思うけどおてやわらかにどうぞ(笑)
いや思ったより長かったサラワク州、クチン編。
ちょっとでもみんながボルネオ島なんかわくわくしちゃう!って思ってくれたらうれしいね。
あい、ではではまた今度〜〜次はサラワク州ミリ!