ユナ旅モノガタリ 5カ国目 🇸🇬
どうも〜シンガポールからこんにちは〜
まあ実際にシンガポールにいたのは、ハリラヤっていうイスラム教のお祭りで学校が休みになってた6月の始まりでした。これは学校の廊下にあるベンチに座って書いてるのです(笑)
*ハリラヤは英語で Eid al-Fitr のことでイスラム教のお正月みたいな感じです。断食(ラマダン)明けのお祭り。去年、マレーの子の家で過ごさせてもらったこともブログに書いたので見てみてくださーい
はい!話をシンガポールに戻して、、これも行く前からなにか起こる気しかしてなかった!一緒に行くことになった友達と決めたのは出発前日の夜10時。カフェでおしゃべりしながらよし、もう明日行こうってバスのチケットを取った。
4泊5日の旅。
curinary arts専攻の友達とこころの舵が向く方に、、たっくさん食のこと調べてきた!
まず、最初!これどこでしょう!
シンガポールのオーガニックファームなのです。
みんなが知ってるであろうマリーナベイサンズだったり、マーライオンとかから車を走らせて約1時間。海を挟んでジョホール(マレーシア)が見える、そんな場所にオーガニックファームはありました。
そこに足を踏み入れた瞬間すごい幸せを感じたの。ほんとにパラダイス!
これね、結構いつもなんだけどファームとかガーデンとかカフェとか、自分のなかでしっくりくる場所に来るとスーッと満たされる気分でいっぱいになる。それでね、上を向いてふかーく深呼吸したくなるの。この時もおんなじだった。
自然と「気持ちいいね」って言葉が出てきて、大きくふわっと息を吸った。
真夏の太陽の下、3時間くらいずっとファームの中ぐるぐるしてたよ。
でもね時間忘れるくらいわくわくしてたの、あの夏にねラムネのビー玉開ける時みたいなちょっと子供に戻った気分のワクワク感(笑)わかるかな?
でも、そんな綺麗なファームでのツアーは考えさせられる言葉で終わったの。
私たちを案内してくれたスタッフの方は最後にこう言った。
「シンガポールの農地って全体の何パーセントだと思います?」
これね、答えは1%以下。
シンガポールにあるゴルフ場よりも少ない敷地しかないんだって。
「その1%の農地を政府は2020年までに買い戻そうとしています。この話はこのあたり一帯全ての農地に通達されています。ただ、私たちはまだ続けていきたい。たくさんの人にとって学びになるこのファームを、あと5年だけでも伸ばせるように守っていくつもりです。もし立ち退きになってもまたどこかで小さな畑から始めていきたいけれど、土壌がどうなのかとかわからないことも多くてなんとも言えないのが現状です。」
シンガポールっていうすこし特殊な環境をもつ国ならではの問題なんだって思った。あんなに小さな国だけど東南アジアでは群をぬく経済力をもつシンガポール。
国や企業のの施設を置く場所は必要で、すぐにお金にならない農業に比べたら国を強くしてくのにどっちが大切かは目に見えてる。
シンガポール自体、「自分たちで農業はしません、輸入にたよるので」ってスタンスを最初から掲げてるからまた難しいところだけど、これからも長く住み続ける人々のQuality of lifeを考えた強い国をつくるのならどっちが大切かは見えてくる。いわゆる北欧的なイメージね。
だから、このファームをはじめとする周りのファームや牧場とかはまとめておっきいコミュニティを作ってる、そうやって届かない声を守っていこうとしてるの初めて知った。
”Kranji Country Association”
シンガポールに行こうとしてる人ほんとうにおすすめです、リンク最後に貼ったからぜひ。
そんなこんなでお昼もここで。
ご飯はすごいインディアンで、正直マレーシアのに似てた(笑)
全体的に感じたのは、観光客もローカルの人も含めて白人の人の割合がどう考えても高かった。ここで言いたいのはべつに人種差別的なことではなんでもないんだけど、シンプルになんでだろうって。
まあ、多分文化的な話で、環境のこととか食べもの(オーガニックとかグルテンフリー、ヴィーガンとか)だったりそういうことの意識が高い気がする。日本だと意識高いとかインスタとかのおしゃれの一部って捉えられがちなもの。
これね、世界的にみてもアジア人や中東系の人よりか個を重視する傾向があるからじゃないかなって。学校にいてもたまに話の節々で気づかされるちがい。
だから、幸せの価値をすごい考えてる気がするの。例えば、お母さんがいたとして、子どもがいるから私は幸せってのもあるけど、それと同じレベルに私のための幸せも加えるのわすれてないというか。自分のことを大切にしようとするから、健康志向も高いのかななんて思いました。
難しいよね、、こういうこと大切だよとか考えてみよう?って人に落としこんでいくの。自発的なものだかんなあ、、
日本はオーガニックとかワードだけ一人歩きしてトレンドになってしまってる感が否めないと思う。例えば、タピオカと同じレベルで扱われてたりね(笑)今はなんだろう、ヴィーガンとか?
またひとつ考えることがうまれました。🌱
さてさて、さいごに今回の旅交通費を紹介しまーす。
マレーシアーシンガポール間はバスで5、6時間。RM60〜70くらいなので、1700円〜2100円あたり片道です。
シンガポールとマレーシアはもともと同じ国ではあったけど独立してから全然ちがう道を歩んでるから、シンガポールまできた人はマレーシア寄ってください!
シンガポールは人種の違いを前面に出してるけどやっぱりもとは中華系の国家です。
それに対して、マレーシアはイスラム国家です。マレーシア、自分の国をプロモするのが下手だからあまり伝わってないけど、正直わたしの感覚ではシンガポールより雑多に混ざってる気がする。今やマレーシアすごいすき。おもしろいよ。
だからぜひ来てね!
私のオリジナルガイドついてきます(笑)
では!
Bollywood Veggies (Organic farm)
Kranji Country Association (たまにfarmers marketもやってるみたい)
次回もシンガポール続きます!