ユナモノガタリ

温結びをしたい

ユナモノガタリ その11

 
こんにちは〜ユナです〜
最近、まみーから送られてくる写真がだんだん秋っぽくなってきてちょっと羨ましく感じています。マレーシアは年中常夏なので、季節感大崩壊しているのです(笑)
 
ちょこっと情報として、よくマレーシア人はここの気候を3つに分けています。雨季、乾季、フルーツのハーベストシーズン。雨季といっても1日に1回台風が来た時のような雨が降るだけです。(たまにヘイズシーズンを加える人もいます、このヘイズの問題についてはまた書きます、とってもシリアス)

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今は雨季
 
はい!今回はディパバリのお祭りリポート!
インドネシアの旅モノガタリを一瞬またいでのユナモノガタリです。
 
ディパバリ(ディワリとも)というのははインディアン、主にヒンドゥー教の祭典。ちは、ディパバリっていうのは北インドの言い方で、ディワリは南インドの言い方。マレーシアはどっちもありかな、自分の家系がどこにルーツを持つのかとか違うしね。
 
ディパバリはサンスクリット語で「光の祭典、光一連の」って意味があります。もとはインドのヒンドゥー教の神話に由来するお祝い事で、ざっくりいうと悪魔的なものから光を取り戻したっていうものらしい。今では、お祭りの規模が大きくなってもはや、日本人にとってのお正月、中華系にとっての旧正月、マレー系にとっての断食(ハリラヤ)みたいにド派手にお祝いされていますインマレーシア。
 
覚えてるかわかんないけど、前のイポーブログで出てきたアシュウィタに招待してもらってディパバリに大参加してきた。

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まともな写真なかった
今年のディパバリは10月26日だったんだけど、その前に準備しなきゃいけないことがたくさんある。というのも、ディパバリの日にはオープンハウスといって家を一般に開放するから。
 
まずは、ゲストをもてなすための「Kuih」と呼ばれるクッキー。アシュウィタはディワリ前の2週間毎週おうちに帰ってクッキー作りしてたらしいです。

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Indian kuih
中でも、他の人種のお祭りでは見られないのがMosquito boneとも呼ばれる右上のぐるぐるしたクッキー、ムルク。食感はクッキーというよりかはせんべいでした。
 
次に、ランゴリという着色されたお米で作るアート。

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お米と粉を混ぜて作るの

これは家だけじゃなくて、この時期になると、ショッピングモールや学校でも見ることができます。

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結婚式にも作ったりするんだって
ただ、アシュウィタのままいわく、本来のランゴリの目的は家を飾るデコレーションじゃないそう。最近は、手軽にランゴリシールとかもあるらしいけど。
もともと、ディワリを祝ううえで、人だけじゃなくてその恵みを他の動物や命にも分け与えようって考えが元にあるんだって。だから、食べられるお米で自然の着色料を使ってつくる。ディワリが終わったら、庭にはいて鳥とかアリさん達が食べられるように。
個人的にすごい素敵だしmeaningfulだと思った。どの文化もオリジナルの起源を知ると人の思いとか考えとかが見えるからすきだし美しいと思うんだ。

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完成図

前日の準備には自分たちのドレスアップもかかせない!
みんな聞いたことあるであろうヘナタトゥー。これを体のいろんなところに描いていっておめかしするんだ。

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drawn by me

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お店でスーツを買い揃えたりもする

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アクセサリーもね
 
そしてそして、ディパバリイブから日付が変わる夜12時。
街のそこら中で花火が上がります。なんていうか説明できないくらい激しい(笑)
日本の夏に遊ぶかわいい花火じゃなくて、とにかく全ての家から打ち上げるスタイルです。ほんとは違法だけど、お祭りの前はなぜか買えちゃうんだな、マレーシア。

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7000円分くらいの花火を買いました
去年は自分の家から花火を見てたけど、たぶんみんなが思ってる花火とはほんとに桁違いの量です。風情なんてもんはありません(笑)質より量!地平線が花火でうまる瞬間をみたのは生まれて初めてだった。そして次の朝、太陽はすこし煙で霞みます。
この日は1時間くらい花火と戯れてから、みんな軽い睡眠をとって当日の朝に備えた!
 
このブログはここまでで。
当日は本当にもりだくさんで興味深い話もたくさん聞いた。ここに収まりきらなかったから、次のブログで書こうとおもいます〜

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イポーはもはや家
読んでくれてありがとうございます、いつもいつも。それでは!チャオ!