ユナ旅モノガタリ 8カ国目 🇲🇾
こんにちは〜〜自分でビックなハグを積極的にあげちゃうユナです〜〜みんなハッピーな1日過ごしてますか?
私は今週から2つ目のセメスターがはじまるところ。ロックダウンの現状にあまり変化はなく学校は2月後半までオンラインであることは決定していて、だんだんとこの生活に慣れてきました。最近はせっせとごはん作るのにハマった。この前お料理してるときに紫キャベツがバタフライピーみたいに環境の変化で色がかわることを発見したの!だから染物屋さんごっこやりたいなとねりねり中。
さてさて、ちょっと前にブログをサラッと見返してたらかなり重大なことに気がついちゃったわけです。アンメージングなeast malaysiaに旅をしたのになんにも書いてない!!!あんなに麗しくてでも素朴なそんな場所をわたわたしてるうちにスキップしちゃってたの!なんで!!
ということで、ひっさびさの旅モノガタリ。
今思い返すと何年もたってるような気分になるけれど、行ったのはコロナが広まる少し前。その時は空港とかは気をつけたほうがいいよ〜くらいの感覚でマスク握りしめて向かったのをよく覚えてるよ。1日目の宿だけとってあとはノープランで行ったのです。ゆっくり想い出を辿りながら約1週間の非日常を綴ってみようとおもいます。
まず本題に入る前に、なんで8カ国目にしたのかのこだわりを言わせてね。東マレーシアもマレーシアの一部だからおかしくない?東日本と西日本とかそういんでしょ?って思った人、いいツッコミをありがとう(笑)
大前提として東マレーシアはマレーシアでまちがいないよ。東マレーシアはサラワク州とサバ州からなっているエリア。ボルネオ島にありまっせ。ボルネオ島はインドネシア、マレーシア、ブルネイの3つの国がシェアしてる世界で3番目におっきな島。インドネシアではカリマンタン島って呼ばれてるの。
ただ少しややこやしいんです。自治区?ではないけれどシンプルに言うとそれぞれの州政府がしっかりしていて外国人は入る際にパスポートを持ってないとだめなの。入国審査みたいなところが空港にあってパスポートに公式のスタンプをもらってから入ります。インドネシアやブルネイから陸路で入る場合もたぶんそう。あと、ちゃんと思い出せないんだけど、それぞれスタンプをもらってから何日間って滞在許可がある日数も決まってたはずです。数十年前まではマレーシア人でさえパスポート必須だったんだって。もともとたくさんの民族の部族社会ってベースがあって、その生活スタイルだったりがかなり半島のマレーシアとは違っていたのとマレーシア政府が半島の発展(クアラルンプールとか)にフォーカスしててあんまり恩恵を受けられないことに不満がある人も多くて独立運動のようなものも起こったりしたって聞いた。(ちょっと踏み込むと東マレーシアは天然資源が豊富なの、もう想像できたよね、、?)
まあ東マレーシアにあるジレンマとか歴史、政治、ふかーくいくとかなりアカデミックになってしまうし、そういう情報はググったらでてくるから、ここではユナスコープで直接みたこと聞いたことをおすそわけ。絵日記くらいの箸休めですね(笑)でもそんな理由で東マレーシアを8カ国目ってしたんだってことちょっとでもわかってもらえたら嬉しい。
はい、もう前置きが前置きじゃなくなったけど、最初に降り立ったKucingから。
Kucing(サイレントgだから日本語でクチン)はマレー語で猫っていう意味で、街中に猫の像とかアートに溢れてた。サラワク川を挟んだこのエリアがクチンの中心地。
クチン自体そんなにおおきな街じゃないんだけど、所々にクチン最後の国王がたてた建物がのこってて、ちょっと変わった雰囲気を感じたの。というのも、もともとブルネイに統治されてたサラワクを取り戻した?国王がイギリス人だったから建物はすごいヨーロッパチックで、そこに中華系、インド系、先住民族の色がどどんと混ざりあってるから、東洋の雰囲気になんかダイナミックさを生み出してた。
ちなみに、最後の国王時代にクチンを支配していたのは日本だったらしい。マレーシアにきてからいろんな歴史を体験しながら遡ってるみたい。なんだかよく分からない感情になるよ、知らなかった後ろめたさだったり、酷いことしてごめんなさいだったり、ちゃんと覚えておこうって強く思ったり。
そんなクチンであった3つの話したいこと。
まずはね、ごはんだよごはん。急にシリアストーンどこいっただけどユニークに発展した食文化にはねもう一瞬でとりこになっちゃった(笑)
kolo mee(コロミー:meeは麺)
基本的にサラワク州でしか食べられない、汁なしラーメン。油で絡めて酢漬けした唐辛子に醤油を入れたのを混ぜて食べるの最高。特に緑の唐辛子がおいしい。トッピングは色々だけど、魚の団子とかチャーシューとかがオーソドックスだと思うよ。
sarawak laksa (サラワクラクサ)
これのねベストは私的にクチンではなくてMiri(ミリ)っていうブルネイまで車で数時間のサラワクの街にあるやつなのですよ。ミリのことは今度シェアするけど、ラクサっていうのはマレーシアのカレー+ツナのビーフン料理のこと。これもまたマレーシアのエリアごとに味がちょこっとずつ違くて、Penang島とかPerlisのラクサも好きなんだけど、サラワクのはもう別次元。普通のよりこってりしてて味が全然チープじゃない(笑)2杯は余裕という感じです。
nasi goreng dabai(ナシゴレンダバイ:ナシは米 / ゴレンはfry)
ダバイの日本語訳見つけられなかったや。黒いオリーブなんて客家の言語では訳されたりするんだけど、つまりはサラワク州でよくみられる木の実です。私が食べたダバイはちょっと塩漬けされてるおっきなひよこ豆みたいだった。ナシゴレンはマレーシアそこら中に売ってるfried riceのことでチャーハンとは違う味付けだけど、作られるメソッドはおんなじ。
kek lapis sarawak(ケッkラピスサラワク:kekはケーキ / ラピスはlayered)
マレーシア、インドネシア風カステラ。サラワクのなにが有名かってケーキの模様が他にはないくらいカラフルでユニークなの。夜市で見つけて買ったけどすごい目を獲られた。味に差はなくて基本的には人工着色(笑)マレーシアあるあるだよねこれは。関係ないけど、ローズって色も香りも作られたかき氷のシロップみたいなのが売っててさ、それを水と混ぜて飲むやつがなぜがパーティーとか新年とかそういう場で人気なんだヨ。
今回は食べ物編になっちゃった。
いつかサラワクに行く機会があったらほんとにどれもこれも食べてみてほしい。半島マレーシアでは見かけないものばっかりなの。たかくても10リンギ(260円)しないくらいだから食べ過ぎちゃうよねえ。
はい、ということで東マレーシア、サラワク州クチン第一弾でした〜〜ちょっとでも旅のわくわくする気持ちを届けれてたらいいなあ。
ではまた〜〜〜