ユナモノガタリ

温結びをしたい

ユナ旅モノガタリ 10カ国目 🇹🇷

 

紅葉の終わったころみたいな冬の朝の匂いがするイギリスからこんにちは、ユナです。

 

ロンドンからの帰路、爆音の音楽で進行と反対向きに座っていることをごまかそうとしているところ。20%くらい酔ってる今、あと3時間の闘い、うう。

うなだれて唯一撮ったのがこれ、なぜかほぼ無味

 

さて全然キャッチアップできていないアメージングな私の夏。飛んじゃってたトルコ編です。

とはいうもののトルコって大きくて東西南北、中央エリアとかでユニークさがあるから私が話すのはイスタンブルエディルネ

 

地理のリキャップするとこんなかんじ。

左上のちまちまっとしたところが余裕で数時間

イスタンブルは教科書にもよく出てくるオスマン帝国があった場所。ヨーロッパとアジアが混ざる、いやそれ以上に混沌としていてビジターを魅了してくるとても不思議な場所。

ごったがえすイスタンブルの熱気

 

エディルネブルガリアギリシャに抜ける時に最後にあるトルコの国境の町。ここで出逢ったサルマのお家におじゃましてトルコのリアルに少し踏み込ませてもらった(この話はのちほど)

俯瞰図ではないけど下町感のあるエディルネ

 

さてさて、話戻って北キプロスから飛んだ飛行機は(めっちゃ地方空港のもっとちいさいところ)トルコの大きな国際空港に着いて急に大都会。

よく見たらわかる、トルコにしか飛んでない(飛べない)

なんでトルコにしか飛べないか忘れちゃったあなたはぜひこちらへ〜

earth-gal.hatenablog.com

 

そんなこんな、フライトで隣になったおばあちゃん怖いってずっと手すり握りしめててガムくれたから鶴折ってあげたの。そんなちいさな世界から人、人、またも人って世界に放り出された私は自分で機嫌取り戻せなくなってて(笑)

世界の中心かと思った

*ちょっと言い訳、ここからカメラを覗く気力もなくなってきて写真のクオリティが落ちます。ご注意くだされ。

 

いつもごとく旅はケータイなしでいくけどイスタンブルは広すぎて大混乱。観光地without言語はこたえた。

炎天下、12kg背負って縫うように進みます

 

地下鉄も乗り方わからんでちょっとぼられた(と思っている)、急激な暑さ、現金第一主義なのにatm見過ごし、宿の場所もわからぬ、名前も忘れた、確認メールも繋がらない、、もう宿の外観の写真しか思い出せないで放浪すること1時間半。もはやいらいらマックス。

夜市の雰囲気ある

 

びっくり仰天たどりついたのはいいけどホステルもうーんって感じでほんとなにもうまくいかなかった。静かに自然の音を聞きたいのにド観光地に泊まったせいでそれは不可能。もう景色で感動する余裕なんてちっぽけも残ってなくてただただ1日むだにしたなって。

もう!って思いながらスルタンアフメトモスク(世界一美しいのモスクとも言われる世界遺産で宿から5分だったのにそのありがたみすらわからなくなってた!)の目の前にあった屋台でとうもろこし買って夜が降りてくるのを眺めてたの。

とうもろこしや栗、Simit(ごまパン)も売ってる

そしたら急に英語話せる?ここ座っていい?って同じ年くらいの人が話しかけてきて、この時点で疑心暗鬼100%だからscamだと思ったわけ。だから"まあいいけど”のテンションで返してすぐ離れればいいかとか考えてた。

 

ブルーモスクとも呼ばれます

 

だがしかし!今日のネガティブは全部この出逢いのための伏線だったってくらいジョンとの出逢いはmade my day!そっけなくしてごめんよ! 2時間以上もモスクの前で話がつきなかった。アメリカ人の彼は友達と旅行するつもりがその子がコロナになっちゃってひとり旅。2週間のギリシャ、トルコ旅の最終日、最後にちゃんとモスクを覚えておきたくてやってきたそう。アメリカ横断した話とかひとり旅のこと、人生で大切なこと、夢、もうざっくばらんなトピック、すごい面白かった。コンタクトもわからないし、2度と会えないと思う。ただなにか確信をもてた出逢いだったからジョンはきっとタイプ1の人間。

ちらっと聞いた話でね、人って人生で3タイプの人間と出会うんだって。

一瞬だけ自分の人生に登場してきっかけや方向を教えてくれる人。

ずっと自分の人生と一緒に航海するひと。

あともういっこ忘れちゃったけど、これを混ぜちゃうと自分が人を繋ぎとめようとしすぎて疲れちゃったり、相手も居心地が悪くなる。だから感じとって一期一会なんだきっと。毎日あらゆるところにであいはあふれてる!なんて面白いんだろう。

冒険はいつも隣にある!日常の暖簾くぐって覗いてみないと人生時間たりなくなっちゃう(笑)

見逃しちゃわないように、顔あげて

 

イスタンブルは日めくりカレンダーみたいな街。街の生活がみえなくて焦ってなんか観光しにきただけかいとか思ったりしたけれど、6日間の滞在でカレンダーの終わりがすこし見えた気がしました。

ここであり余ってるイスタンブル写真たちの登場です。

トルコのエコノミーライス

オスマン帝国のかけら

ブルーモスクの反対側、アヤソフィア

手仕事

大学前

非日常のなかの日常

 

イスタンブル編はまだ続きそう。思い出のマーニーアイランドにアラビアンナイトの世界。思い出しても心が跳ねる。

お付き合いくだされ。ではではバーイ!