ユナモノガタリ

温結びをしたい

ユナ旅モノガタリ 11/ 12カ国目 🇧🇬🇲🇰

 

こちらは戴冠式でロイヤル一色になっておりますイギリスからこんにちは、ユナです。

ロンドンほどの盛り上がりはないけれど小さな街でもユニオンジャックがそこら中にみえかくれ。1年前のプラチナムジュブリーを思い出したりなんかします。あの日も人がたくさん通りに出てて、音楽が鳴って、みんなで踊って、私がちょっとイギリスをすきな理由です。

準備万端

昨日は朝おきしてセレモニー見てきたの〜ようやく春到来で気温も10度こえるようになったからぽかぽか。来てたのはファミリーとおじいちゃんたち世代が多くて学校の友達なんかは興味ない感じだった、学生は留学生ばっかりで。実際友達とか国歌わかんないって子も多くてギャップを感じる。"God save the King"って言ってからのファンファーレは鳥肌もの。歓声と拍手でお祝いムードもピーク。おお、と思ったのが国王の戴冠がおわったら片付けして帰る人多かったこと。ちゃんと雨が降ってきたのもなんともイギリスだななんて思いながらわたしはマレーシアご飯食べてエネルギーチャージ。おもしろいのがお祝いとかご褒美でたべたいのはマレーシアの料理でちょっと自分が弱ってるときにたべたいのは日本食なんね。

おめかしおめかし

話は過去にとびこえまして、ブルガリアはソフィア、そして国境越えをしてたどり着いた北マケドニア

ソフィアはブルガリアの首都、だけどとてもコンパクトシティ。高速バス到着する10分前くらいまでほんとに何にもない自然の中を走ってて地方都市かと思った。

 

郊外の家は一軒家が多くて塀がないからいつでもお隣さんこんにちはスタイル。首都でこれってちょっと驚きだった。かといって中心がぐちゃっとしてるわけでもなくて緑いっぱい。光合成が得意なわたしはぴったり。草がのびのびとしてらっしゃった。

これ首都のなか

着いたのは日曜日。休憩の1日かしらと思って街にでるとデモクラシーのプロテストをしてた。聞くと数日前にはプライドパレードがあったらしく、なんとも街が活きている!

プロテストに向かう人たち

ポリス全員出動した?ってくらいいたけどご飯たべたり、Ayran(塩気のあるヨーグルトの飲み物)買ってたり、公園のベンチでチルってたり、ありゃ?おなかおっきいし何かあっても走れないだろうなとか思ってみてた、ごめんよ(笑)

ちょっと遠目から

さてさて、ソフィアは歩くすべてのコーナーでカフェあるじゃんくらいインディペンデントのちいさなお店がたくさんだった。たぶん長期滞在によさそう。

ヨーロッパ感強い

どうやらロマの人たちが多いらしい。ロマの人たちをうまく説明できないけど、北インドから移動しながら暮らしてきた少数民族。確かにソフィアにきてからお顔が少しアジア系の混じったようなso-calledエキゾチックな人をよく見かけた。町の掃除だったりが彼らの仕事らしい。根ずいてるラベリングだよね。うんん。奥がみえない。あと、ソフィアは他の首都と同じで人口がやっぱり地方と比べるとおおきくなるからホームレスの人も多かったりした。地下の道もあるんだけど、とても無機質のコンクリートでちょっと薄暗い、治安はあんまりよくないところもあるかなっていう印象。

半地下みたいにいろんな遺跡がのこっている

ここは息ぬき+国境超えるのにバスが出てるってことで寄ったんだけど、泊まったホステルに偶然日本人の人がいて、ブルガリアで韓国料理屋さんのご飯会にお誘いもらうという謎体験した。いやそりゃおいしいし、うれしい。だっていろんな人と出逢うし楽しいけど、結局はずっとひとりなわけで。イギリスにいても日本語話す機会ほぼないからなんだかとてもホーム気分。

ごちそうさまでした

聞いてると日本人もちらほら住んでたりでコミュニティがあるらしい。なんだったけ、過ごしやすさと物価とか関係してるみたい。日本のパスポートってシェンゲン協定国にざっくり3ヶ月ビザなしで滞在できちゃうから。

実際バルカンまわってみて、ブルガリアが間違いなく一番ヨーロッパぽい(EUだし)。なのに物価は他のバルカンよりちょっと上くらいっていう穴場感はすごいある。ごはんもおいしい。

タラトル(左)ヨーグルト、水、きゅうりのスープ

旅のごはんはだいたいエコノミーライス式

街の人々

街の人々2

そんなソフィアは3日目に出発。また冒険モードに突入していく。

スコーピエなんて初めてきいた北マケドニアの首都に向かうためにバスターミナルに行くんだけど、なんか変なの。名駅のバスターミナルより大きくて、他の乗り場から出て行くバスはちゃんとコーチ。大型バス。あれ、観光バスだわけ。なのになんでか私が乗るのはまたもミニバン。ここのバス運賃ぼったくられそうになったけど、節約命のバックパック旅なのでそんなことは見逃しませぬ。ちょっとイラっとしたので値段交渉して現地のこども料金にしてもらえたからまあいいけど、いいけどね、あのしれっとした顔はなんなんもう。

行くとこほぼこれ

 

スコピエ北マケドニアの首都、通称カオスな首都。ソフィアがど先進国に見えるくらいスコピエはちょっといびつ。ここから旧ユーゴスラビアの国に潜入です。国名とそこに住む人が一致しなくて混ざりあってるから概要しかつかめなかったな。

国旗に既視感

旧ユーゴ+トルコ

 

どこから始めたらいいかな、まず1に銅像。2に銅像。3にも銅像

目を凝らしてよーく見てね

さあ誰でしょう!(スコピエ市民もよくわかってないのがちらほら)

おじいちゃん主人公かと思いきやはてしない銅像たち

 

スコピエ、しいてはマケドニアに関係ない銅像まで作っちゃうもんだからわけわかめ。ここは歴史が止まっているみたいだった。でも一時代で止まっているわけじゃなくてそれぞれのターニングポイントが大集合しちゃっているの。どっちかっていうと引きずってる。

旧市街を抜けたところにスコピエの古い要塞の石垣が残ってるんだけどそこから街を見下ろすと、右手に共産主義時代の無機質な建物、その左手にはアレクサンダー大王銅像、そして手前にはイスラム色の強い旧市街。すこし奥に目を凝らすと大きなショッピングセンターがあって、その左側にはスコピエ地震の時の建物が残してある。これだけでも十分情報過多じゃない?

スコピエ地震で崩れた壁(地震って単語を理解するのに5分)

壁がのこってる電車の駅だった建物、たしか地震の時間でとまってる

アレクサンドロス大王をちょっと補足すると、古代マケドニア帝国ってのがこの辺りにあったらしくその一部だったから彼らの誇りみたい。資料館みたいなところでマケドニアの歴史と民族移動の現代史を教えてもらったんだけど、私に歴史の授業はできないのでこれ参考までに。その場所人がいなさすぎてスタッフさんマンツーマンのツアーをしてくれた。あれは展示物はいいのに展示の仕方がおしいやつ。

一枚撮ってたアレクサンドロス大王銅像

globalnewsview.org

このギリシャとの歴史的背景もあって5年くらい前に国名を変更してる(させられている)fromマケドニア into 北マケドニア。高校生の時にもらったマケドニアの写真集?観光省が出している冊子みたいなのが家にあるんだけどその本はまだマケドニアだったんだよね。だから北って付いてるのが最初は俗称かと思ってた。

 

もうひとつ、スコピエ観光に行くことがあったら覚えておいてほしいこと!

もう意味がわからないくらい眩しいです。日差しが強すぎるのと白い石の照り返しでリアルにサングラスなしでは歩けません。ゆうてしても日陰をさがして移動しているかんじ。正直、おひる時間なに見たかよく思い出せないくらい全部反射してたのでお気をつけ。携帯の画面なんて全然みえないしなに写真とってるのかとりあえず連打した(笑)気温は40度手前くらいだったみたい。

早朝の旧市街

インタビュー写真かのような市場のおじちゃん

市場の中

スコピエ最後の夜は近くのショッピングモールにあったエコノミーライス的ものをtake awayして宿のベランダでたべました。宿が学生しかいなくてちょっと修学旅行みたいだったよ。いつか彼らを訪ねにフィンランドとトルコにいけますように。

朝ごはんのパン、気分はラピュタ

バルカンでケバブといったらでてくる肉

スコピエver. は肉の下に豆煮込み

トリレチェもバルカンの定番メニュー

次回、北マケドニアの首都を全力でしのぐ世界複合遺産オフリドへ。久しぶりに水にとびこめてわたしは嬉しみです。

 

それではここまで読んでくれたみなさんありがとう!今日のラッキーあがっちゃうね! Have a lovely day! チャオ!

スコピエマダム