ユナモノガタリ

温結びをしたい

ユナモノガタリ その19

 
どうも、授業でチョコレートを食べるはめになって1人だけ修行タイムになっていたユナです〜アレルギーではないんだけど食べれないよって言っておいたのにさ、食べないとレポート書けないよってそれはずるいよ、ねえ。もはや紅茶9割チョコ1割の消費量でした。
 
さてさて、前に話したように私は2020年、4ヶ月くらい日本で過ごしてました。なんだか長い夏休みを過ごしてる気分だったなあ。(私の大学は基本的にセメスター間の休みが2〜4週間だったからよけいに変な感じがするの)マレーシアでの大学生活にひとくぎり。帰るってなった時はマレーシア最初のロックダウン真っ最中であんまり実感なかったんだけど。気づいたらジングルベールの季節になっちゃった。
こちらイギリスはロックダウンをのりこえ?違うrestrictionのフェーズに移行してます。どうやら来学期のクラスは2月のはじめまでオンラインだと確定したっぽい。ががーーーーん。
 

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成田行き以外は全て欠航でした
 
はい!
そんなこんなで約1年半ぶりで日本に帰って、東京でのquarantineで感じた違和感(すぐどっかいったけど)残しておこうかなと思います。話が行ったり来たりでややこしさのエッセンスを加えてる気しかしないけど、今はイギリスです。こんなん書いてるの今さらすぎるんだけど、なんか区切りがちゃんとついてない気がしてて。だからこのブログはどこにもシェアしないで出してみました、見つけてくれた人ハッピーになれちゃうかもよ!(笑)まあ年またいでないし滑り込みセーフってことで。
なんかテレビもなくて生活してると当たり前にあったものとかその根底にある暗黙の常識が気持ちわるく思うこともあったのです。海外かぶれみたいに聞こえちゃうのかもしれないけど、そんな自分にもびっくりしたりして。今でも謎なんだけどテレビを携帯で動画に撮ったやつがたくさんあるのだよ。

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ホテルの人たちにはほんとうにお世話になりました
 
ここからは自分のなぐり書きのメモから。
 
久しぶりにニュースをテレビで見て一番ナンジャコリャってなったのは情報の少なさな気がする。コロナのことで報道されてるのは日本かアメリカのことくらいで、これだと外の世界がアメリカと東アジアの国がメインでできあがってるみたい。ワオ。センサーされてるのかそもそも伝えるつもりもないのか不明だけどおかしく見えた。
 
あとコマーシャル。くたくたになるまで働いても疲れを残さないぞサプリメント!とか育児も仕事も忙しいママたちに!とか引っかかるフレーズが多かった。
まずそんな自分だめにしそうになるまで働くのがいいぞっていうベースがあるからそれをカバーできるものを宣伝するんだろうけど。その労働スタイルというかそれがライフスタイルになって認識されてることが変くない?とはならないんだーって思った。例えば、マレーシアとかではお店の人電話してて接客されたこともあって(そっちが合ってて日本は真面目すぎるってことではないかんね)カチッとした日本らしさではあるんだけろうけど、みんなが疲れた、こころも疲れたってなってしまうなら違くない?って言ってもいいはず。それにさ、育児も仕事も忙しいお母さんってのもあくまでも仕事するなら育児もちゃんとやるよね?っていう暗黙の了解があるんだなって考えて、こんなにナチュラルに常識って溶けこんでるんだっておどろいた。ワオ2。
 
他にもね、ニュースとかで政府に記者が質問してるシーンとかあるじゃん?なんていうんだっけあれ。その時に「どうするんですか?」ってまる投げニュアンス?の質問が多いのも気になった。実際に事実を伝えるのが仕事なのはわかるんだけど、聞き方かな?責任さがしをしてる感じがしてうーむって思ったよ。他の国の記者の人がどう聞いてるとかまで詳しくないからてきとうなこと言えないけど、少なくとも私がマレーシアにいてロックダウン中流れて来た情報は、前を向いてる感じがした。今ある事実に対してここを変えようとかそれによってこんな影響があるでしょうとか。同じ「どうする?」って部分の話なのに押しつけてる感じがしたのと一緒にがんばっていこうって2つがあった。
なんかこの流れはメディアが「前の普通の生活が〜」とか「明るい未来」とかそういうワードを使いすぎて非日常を作り出してしまったのもあるかなって。それに推測でしかないことをネガティブな方向に討論したりしてて、だからネットを情報元として使う人が増えてるのかなって思ったり。
 
あれま、全部テレビの話になっちゃった(笑)ひとり自粛中やることほんとになかったんだなあ。いまテレビ見てこんな敏感にシグナルを受けとれないと思うからちょっと貴重かもね。

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自粛先からの夕日
 
なんかここまできてオチないなこの話と思ったので無理やりクリスマスムードをわりこませて終わることにしよう(笑)
 
ミンスパイっていうの、どうやらイギリスでは伝統的にクリスマスシーズンで食べるものらしくてそこら中に売ってます。この前自分へのごほうびでカフェにケーキタイプのミンスパイが売ってたから食べてみたよ。店員さんのお姉さんに「ミンチって肉ですか?なんの?」って聞いたら笑いながら肉じゃなくてドライフルーツとかが入ってるんだよって教えてくれました(笑)後ろに並んでたお姉さんもクスって笑ってたよ、ありゃ。

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パックがエコ仕様なの嬉しかった
でもさ気になるじゃん?なんでミンスなのかってこと。英語でミンチ肉のことをmincedっていって、このパイの名前はminceだわけ。調べてみた!!
どうやら、もとは13世紀くらいに十字軍が中東から持ち帰ってきたパイをちょっとアレンジしたりしはじめたって説が有力なんだって。十字軍なんて世界史の教科書とさよならしてから出会うと思ってなかったワード。それでもとは肉とか詰めてたらしいんだけど、一回宗教的な理由で禁止されて、リバイバルで戻ってきたときに今のドライフルーツの具材に変わったらしい。だからminceって使ってるのは昔の名残なんだね、きっと。

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ベーシック
味はものにもよるけど、レーズンとかのドライフルーツ、いちじくとかをコトコトお砂糖で煮てシナモンとかスパイスも入ってる気がする?のをバターこってりのパイ生地で包んであるからかなり甘め。手のひらサイズだけど私は1つで十分ってボリュームでした。ミルクティーとかワインと一緒でもおいしいだろうなあ。
 
ではではまた今度〜
 
みなさんハッピーなクリスマスを〜〜 
 
p.s. そう、また忘れるところだった!ここに載せきれてないモノガタリの写真をインスタの@yunamonogatariでまとめていくことにしました!ぜひのぞきにきてください🕊