ユナモノガタリ その10
どうもどうも〜どんだけマレーシアに住んでもゴキブリにはなれないユナです〜最近おうちのキッチンに出現して、大絶叫からの半泣きになりながら友達?先輩に退治してもらいました。
またまたユナモノガタリ。
今日はマレーシア国内、今住んでるエリアからバスと電車を乗り継いで3時間のところにあるイポーとそこからまたまた車で1時間弱のところにあるタイピンの話をしようと思いまーす。写真多めです、ご飯たちを選びきれなかった、、
イポーって地図で見るとこのあたり。
がっつり山エリア。
ここは何が有名って食べ物なんです!食!!!
私にとっては天国でした、もう最高。
今、夜中にこれを読んでいるあなたはきっとカップラーメンを作ってしまうよ、美味しそうすぎてお腹すいちゃうもん。
特にイポーは中華系の人がおおく住んでいるエリア。なのでなので中華がおいしい。ここのチキンライスとか豆腐花とかもやしはほんとに絶品なの。あとね、マレーシアで有名なWhite coffee。白いコーヒーではなくて、マーガリンで焙煎されたコーヒー豆にコンデンスミルクをまぜたやつはイポーが発祥の地なのだ!
いつも宗教の話になってしまうんだけど、今日もまた(笑)
私がホームステイ?したのはインディアンの中でもプンジャーブの友達ハウスでした。(パンジャーブともいうみたいだけど、Punjabって書く)
プンジャーブってなんやねんって思った人!
グッドクエスチョン!!ありがとう!
プンジャーブというのは、インドの中でも北、パキスタンと分割された地域のことをさします。(プンジャーブ地方なんて呼んだりもします)そこに住んでたり、そこにルーツがある人たちもプンジャーブっていいます。
つまりは、Japan / Japaneseみたいな感じです。
分割されてしまったあたりの歴史、気になる人はここから読んでみて。
そこの人たちは特にだけど、インディアンと呼ぶと「プンジャーブのインディアンね」って訂正される。というのも、言語も宗教も文化も一般的にみられるインドとは違うから。
話すのは、タミルでもヒンディーでもウルドゥーでもないプンジャーブ語。
私の友達がいうにはプンジャーブ語を話せたら、パキスタンのウルドゥー語もunderstandableだそうです。
シク教ってあまり聞きなれないからマイナー宗教でしょうって思われがちだけど、実は世界で5番目に信者が多い宗教なの。
細かい説明は長くなるからここのリンクから飛んでみて(笑)だけど、はっきりそのこと過ごしてわかったのはヒンドゥー教とはまったく違うものっていうこと。
シク教徒の人たちは腕に銀でできたリングをつけているし、牛肉だって食べちゃうし、寺院はヒンドゥーみたいにカラフルでたくさんの神様の銅像が掲げられてるわけでもない。どっちかっていうとすごい質素。
シク教の教えの中にね、ひとつとても良いなあって思ったのがあるの。
「世俗の職業に就いてそれを一生懸命励むことを重んじる」
これね、ちょっと珍しいと思う。神様に認められるためとか救ってもらうために祈るのではなくて、働いて社会に貢献することで幸せになろうっていうモットー。
これに従ってるからなのかはわからないけど、本当に私が想像してる強くてかっこいい女性像ぴったりの人に出逢った。それが友達、アシュウィタのまま。
テレビとか本を読んだりしてそういう人を見つけるのは難しくないんだけど、実際に予想もしてないところで普段からそうやって生きてる人に初めてあった気がして痺れた。
ほとんど時間がなくてちゃんと話せなかったけど最終日にすこし余裕があったの。アシュウィタのままは庭でセメント作って階段作ってたんだけど(笑)
一言で言うと、スーパーウーマン。バリバリのキャリアウーマンでもある。
ただ、普通のキャリアウーマンと何が違うって、それが全てって思ってなくて面白いこと、興味のあることはなんでもやるわっていう精神がすごいある。
以下アシュウィタままの言葉たち。
「男性にできることが女性にできないなんてことはないでしょ?だから私はやるのよ
どんな小さなことでもいい、ひとつひとつってスキルを身に付けるの」
「なんでもできるんじゃないかって思うの、おもしろそうとかね。自分ができるかもしれないことを人にお願いしてお金を払うのってノンセンスじゃない?
私はアメリカ出張に行った時、料理教室にも通ってマカロン作れるようになったし、フラワーメイキングもできるのよ、親戚のウェディングは私がお花をセットしたの。
寝る前に自分のための時間を作る、コンクリートを作るのも昨日の夜YouTubeを見てやり方を知ったの(笑)うまくできてるでしょ?」
「1日ひとつってなにか小さなことでも学び続ければいいのよ。Youtubeはいい先生だわ。大人になってもおばあちゃんになっても学ぶことは大切よ。」
はい、惚れた〜なんていうかすごい忙しそうなのになににも追われてる感じが全くしなかった。自分のテンポで生きる方法を知ってるんだな、きっと。
「イポー行きたい!」ってなんとなく言った一言から2週間後にはイポーにいた私。ふらっと行った場所でも、知らないことたくさん知れて、美しい人に出逢えて、どんどんマレーシアに恋をしてしまう。
ここを去る最後の日まで、いっぱいいっぱいシェアしていくね。日本にいるみんなから「へえ〜知らなかった」「シェアしてくれてありがとう」って言ってもらえることにすごい意味があると思うの。
こちらこそ知ってくれて、知ろうとしてブログをいつも開いてくれてありがとう。
それで、よかったら初めて知ったこと、私の知らないみんなの友達にもシェアしてほしい。すこしずつでもこの輪っか大きくなると嬉しいなと思っています。
ユナでした!長々とごめん!では!