ユナモノガタリ その14
こんにちは〜自宅謹慎期間のマイブームが夕日が沈むくらいの時間にキャンドルを灯して夜ご飯を作ることなユナです。
すごい長いこと離れてた気がする。ちょっと緊張したりなんかして(笑)
久しぶりだから言葉をたっぷり考えて繋げてみました。stay homeのお供にどうぞ。
最近ますますはてながおっきくなってきた。
発展ってなんだっけ
お金ってなんだっけ
ふと思い出した、世界の中の自分を初めて知った日。
この話はちらっと一番最初のブログに書いたけどもっと深く。
全然明るいものじゃなかったし、視界がひらけて視野が広がったとかそういう話でもなかった。
がつんと自分に全てがぶつかってきたみたいな。嵐の日に風に向かって立つと息ができないでしょ。風の強い日に波に向かって立つと溺れて死んでしまうかもしれないでしょ。
でもきっとそうやって自然と向き合ってる時、風や雨や波や海は、地球はきっと私のことなんか気づかないでしょ。
だってそれくらい彼らからしたら小さすぎる存在だから。
想像できるかな、それくらいの衝撃だったんだ。
自分が果てしなく無力に感じてただ泣くことしかできなかったあの日。
たぶん15歳か16歳の時ね。
15年っていう時間、5475日、私は全く知らないうちに誰かの、いやきっと私が名前を覚えきれないくらいたくさんの人の背中踏んで生きてきたんだって知った。それで自分はあの日その現実に向き合わなかったらそれを直視することなく今でも立ってるんだろうなって。
おかしくないかな。
ちょっと気づいたりしないかな。
今、せかいと自分たちにすき間が生まれてる。コロナ広まって少しの間か、長く続くのかはわからないけれど、私たちがきっと生まれてくる前の繋がりになりかけてると思うの。
すこし違う言い方をすると、グローバリズムが提唱されて急激に推奨されていく前のせかい。私はまだ誕生してなかったからぴったりな表現かはわからないけどね。
なにが足りなくなって、なにが残ってるのか。
それをすこしずつ紐解いてくと自分の生活がどれほど消費社会に依存し始めてたにかよくわかるはずよ。個の単位でも、国単位でも、人類単位でも。
「家にいる時間が長びくと精神的に不安定になったり不健康になる人が増えることが予想されます。」
よくわからない専門家の人やいろんな国の偉い人たちが言ってるのをみた。
もちろん家から全く出られない国もあって、食料の不安、命への不安、人との繋がりを立たれていく不安、それがストレスになってしまうことはよくわかるの。実際、最初は私もそうだったし。
でも、視点をずらすとさ、家族とはなしができる時間が増えるかもしれない。
1人でご飯をたべることがへるかもしれない。
自分と向きあう時間がふえてなにが大切なのか気づけるかもしれない。
すごい久しぶりにあの人の声が聞きたいって時間を気にせずに4時間だって電話できるかもしれない。
そんなちっぽけな幸せが1日をみたしてくれるかもしれない。
大量に消費されることがストップしたりスローダウンするから作り手の人たちの睡眠時間がすこし伸びるかもしれない。
(お金が入らないとかそういうところの方が衛生基準が低いって現状もわかるんだけど、この話の論点はちがうのいま。)
不健康になってしまうのも、精神的に不安定になるのも変わっていくことを求められてるからとは考えちゃだめなのかな。
今まで自分が信じてきた便利な生活が崩れていくことが怖い、とか。そしたら貧乏になる?幸せじゃなくなる?社会的に負けた人ってレッテル貼られるから?ほんとうにそう?
でもやっぱりお金はたくさんあった方がいい?
先週かな、ほんとに困ったことがあったの。
いま私が住んでいるマレーシアは自粛生活5週間目あたり。主食になるものが家になにもなかった。麺もパスタもお米もパンもオートミールも食べきってしまって。3食食べていくならパスタか麺かお米だと思って家の近くを活動が許可されてる時間にみてまわった。(基本的に散歩とかも禁止だし家から何キロまでのスーパーしか行ってはいけないとかいろんな制限があるんです。)でもね、なかった。しかも、家からでる時間まちがえて、すこし遠いスーパーに行って帰ってくると間にあわなそうなタイミングだったの。
お財布にはRM100(日本円で3000円くらいだけど感覚は1万くらい入ってるイメージ)でもお金があってもそれじゃお腹はふくれない。これってほんとに手段でしかないのねって思い知った。お財布に入ってようが、銀行にありえないほど入ってたとしてもそれが取引できなかったら紙きれねって。
結局、家の小麦粉でチャパティをつくったり、ショートパスタみたいなのを練ったりしてしのぎました。ちっこいキッチン菜園もはじめました。
*加工されてる写真しか撮ってなかった、ショック。
最低限のお金は必要だけど、逆に最大限のお金ってないから、その持ってたい欲?は変わらない。しかも、たくさんあることで守っていかなきゃ、盗られないようにしなきゃ、損しないようにしなきゃってもっと自分を苦しめていってしまいそうで。
だから、お金はツールとしてしては必要なものだけど、それがゴールになりかけてる人とかそれを進めてる社会って違うんじゃないかなって思った。
全部書いたけどこの倍あって、さすがに自分でも読みたくなくなる量だったから分けることにした。
のこりは明日に。もっと自分のマインド凝縮させます。
おきにいりの写真、きもちがおちつくよきっと。
では!読んでくれてありがとう!