ユナテッドモノガタリ (1)
こんにちは〜なんだか地球への愛がとまらない!ユナです!
今回はテッドモノガタリです。いや、まだ旅モノガタリも終わってないんだけど新しいこと始めようって思いついちゃったから仕方ないじゃんね!🌝
ということで第一弾!Jamie Oliver "Teach every child about food"
(ジェイミーオリバー ”子ども達に食の教育を”)
ジェイミーオリバーっていうイギリス出身のシェフによるTEDトーク。
内容は、大人たち(社会)の食に対する無意識が未来の世代の命を奪っていくんだっていう話。止めるためには、食育がどれだけ大切なのかを強くつよく語りかけてくる。
内容はね、基本的にアメリカベースの話なんだけど、彼の話は世界中にある飽食の国に通じることだと思う。
世界一健康食なんて言われる日本食がある日本でさえ、そこら中にジャンクフードはあるし、生クリームのパンケーキはみんなのお気に入りだし、コンビニでいつでも添加物たっぷりのおにぎり買えちゃうし、今はタピオカブームらしいし。
でも、考えたことあるかな。
そこにどれだけの砂糖が含まれてるんだろう、
そこにどれだけの食べ物じゃないものが含まれてるんだろう、とか。
ジェイミーの話の途中で、1つの家族が1週間の食事がどんって机の前に置かれるシーンがあるの。
それを初めて見たときは絶句だった。なにこれって。正直、吐きそうだった。
いやでも、私たちはあそこまでいってはないから大丈夫って思った?
そんなことはないよ。カップ麺だってジャンクフードと似たり寄ったり。私たち日本人はあそこまでオイリーなものは取ってないかもしれない。でも、私たちが便利だ便利だって使ってる冷凍食品だったり、時短食品ってのは必ず”なにか”入ってるものだって一度、何かの本で読んだ。私たちのご飯の約半分はもう全て白い粉からできてるんだって。「〇〇風味の〇〇」って化学的に作られた粉からできてるんだって。
モダンな社会が悪いわけじゃない。
便利になった。というか、私はその便利になったって言われてる社会しかしらないから、今さらはい、車無くしましょう。電車もなしです。レンチンのご飯もなしです。というか、レンジなんて無くしましょう。って言われてもは?ってなるよね。
だから、昔が良かった論争はなし。だってムリなものはムリだもん。
ただそうやってモダンになってきた社会で無くしてしまったものって時間だと思うの。
時短、時短ってセーブしてたはずのものにいつの間にか追われて追われて止まらなくなってる。時間をセーブするために切り捨ててきたものがなくなった今、ようやくそれが世界をアンバランスにしてたって気づく。
食でいうなら文化的側面の食。
ジェイミーもTEDの中で言ってるけど、食事をつくれるってことはライフスキル。
別にうまくなくてもいい、ただ自分で自分のためのご飯が作れること。こういうことがどんどんカットされてきたんだ。ああ、忙しい忙しい、時間がない、って。
でも、みんな時間はあるんだと思うよ、ただ大切にしてないか仕方がわからないだけで。
私も今、一人暮らししててわかる。やることいっぱいだし、ご飯作ってる時間なんてないんだけど!って気持ち。だから、ちょっとから始めるの。一食だけとか、一品だけどか。外でご飯食べる時も、できるだけ自分のためのご飯になるように選択する。
ちょっと、またちょっとって。
あとは少し違うけど「おいしい」って言いながら食べる。最初は、もう気持ちなんかない時もあったよ。いやカップ麺においしいとかないでしょって自分で突っ込んだりしたし(笑)でもね、言い続けてるとおいしいって思うものを食べるようにしようとか、テキトーに食べることが減ってきたの。知らんけどダイエットにも使えるんかも😂
で、TEDの話に戻すと彼はこのTED talkをこの結論で結んでる。
「僕の願いは、すべての子どもに食の教育を行い、それによって家庭が再び料理に目覚め、肥満と戦う力になるよう、皆さんから助けて頂くことです。」
シェフっていう肩書きの中で、自分の属する業界にだめです!って声を上げつづけてる彼は本当に尊敬するし、彼の言ってることはすごい筋が通ってる。もちろん、それに伴ってちゃんと行動もしてるし。
何かを変えたいと強く思ったとき、きっとその対象が小さすぎるってことはない。全部そういう小さなことからだと思う。きっとこのTED見てくれたら彼の強すぎるくらいの信念が伝わってくるはず。
ほんとに世界が変わっていく気がする、変えれる気が湧いてくるから!ぜひ!🐝