ユナ旅モノガタリ ２カ国目 🇹🇭
サワディーカー！ユナです🦍
カンボジアを終えて、2カ国目タイです！というかバンコク！初めて国境を歩いてわたりました。ちょっと不思議な感じでした。だってべつにカンボジアからタイに入っても景色もなにも変わらないし、そこには続いてく一本道があるだけなのに、急に言葉が変わって通貨がつかえなくなって。バンコクから一緒に旅した子がよく「そうゆうのって全部概念だから」って言ってたの思い出しました（笑）
実は今回の旅、タイもいろんなところに行ってて。入ったり出たりまた入ったり。
タイ、バンコクではすごいいい意味で濃すぎるんだけどちょっと不思議な雰囲気をもってる人に出逢いました。
彼は私より4歳くらい年上のオーストラリアから来た人でした。すごく理想的な生き方をしてて夜5時間以上ぶっ通しで話したの。名前も知らないままね（笑）
理想主義者な感じもするけど
自分を大切にすることをちゃんとわかってて
周りから見たら潰されそうだけど
それでも信じられないくらいしっかりした芯をもってる人だった。
そして話すことがほんとに尽きなかった！ ！
ホームって言える場所ってなんだろう
旅行と生活ってなにがちがうの
どうやって生きていくか
いまの世界の動き
デジタル化が進みすぎて変わってきたこと
変わらずにするべきこと
よく東南アジアにボランティアに行った人が「彼らは裕福ではないけれどなにか大切なものを持っていました」みたいなの言うの聞いたことあるんだけど、それがなにかってのがちょっと見えた。
それって彼が言ってた、ウェスタンの世界が求めてるエクスターナルの価値観とイースタンの人が持ってるインターナルの価値観のちがいなんだと思う。
ものの価値を外におくか、それとも自分の中に持つかってことなんだと思う。
もっと言えば、外の世界と自分の精神を別で考えてるか、そこがコネクトしてるのかってこと。
日本はイースタンにあるけどもうウェスタンだから。それでもちょっと特別なのは、私たちは元々イースタンの考えの中に生まれてるから、どれだけ忙しいこの世界に生きててもいまだに少しだけど前のが残ってる。だから、東南アジアとか旅行とか旅した時に感じることがあるんだろうなって思った。多分、それを思い出したみたいな感じなんだろうなあ。ローカルのもとだと思う。日本人とか日本にルーツがあるとわかりやすかったりするのかなあ、なんて。
これに近いことだけど、私はバンコクに来てなんでもお金を要求されるのに疲れちゃって人との関わりを最低限にしようと思ってたの。なにか言われても無視とか、さっさと通り過ぎるみたいな感じで。
でもそこでかなり確信をつかれた。
「そこまでして自分を守ってるんだね」って。
「ともだちの作り方もわからないんだね」って
いや違う！！って最初は思ったんだけどでも結局はそのとおりだった。
自分の殻をどんどん厚くして、もうどこに自分がいるのかさえわからなくなって
でもポジティブに感じられないなにかを持って近寄ってくる人に対して威嚇して。
もっと全てイージーなのに自分が一番ややこしくしてた。
なにを選ぶか、どの感情を選ぶのかなんて全部じぶんのチョイスで、そこにはたくさんの選択肢があるのに。
だからね、これからはこうするの。
目をつぶって深く息をする。そして、中を満たすことで笑顔になって、よしもういける！って。
最後に話したことを一つだけ。バンコクの街のこと。
町で初めて過ごした2時間くらいでもうわかってしまったんだけど、観光用に作られたバンコクの姿。
行った場所によるのかもしれないけど結構ショックだった。
彼らもわかってるしもはやセンターあたりのバンコクはアミュージメントパークみたいになってて、やるべきこと？やったらいいことが決まってたの。なんだろうディスニー行ったらこのアトラクションがオススメです、とかこれを食べないと！みたいな。
それでフォローしてたら、意味わからんくらいどっと疲れちゃって。あれ？楽しかったけどなんかおかしくない？って思ってしまった。いつものごとく考えの波にはいりこんじゃったの（笑）
なにしにきてるんだろう、観光？ローカルを体験したいっていう観光？
それでなにをしてもお金を取られそうになってこっちもギスギスしながら人と接する
これってなにごと？って（笑）
それでそのあと話してもう色々わかった。
観光客に合わせた新しい文化がバンコクにはもうでき始めてるというかもうできてるんだなあって。
オリジナリティが消えかかってて、なんていうんだろう中身がなくなりかけてる箱が残ってる感じ。
箱に観光客が求めてる装飾をしてようこそってやってるように見えたの。住むのはわかんないけどね。
もうどこもそうだなあ。お金と引き換えのように手放してる文化ってそんなに安いものなんだっけ？
あれ？
